マレーシアでのメイド事情についてあれこれ発信しているからかと思いますが、フィリピン人メイドにまつわるトラブルをチラホラ耳にしたり相談を受けるようになりました。
話を聞いてみると、ビザ的にちょっとグレーなメイドを雇っているばかりに「どこかに訴えたくても云々。。。」という四面楚歌な状況。
というわけで、このエントリではその「グレーなケース」についてご紹介したいと思います。
「こういうケースもあるよ」というお話を書きますが、グレーなメイドを雇っている人についてどうのこうのと言うつもりはなく、ただ、こういうことを知らなくてあとで後悔する人がこれから出ないように、「知らないよりは知っといた方がいいかも」というのを伝えるのが趣旨です。
※ここでご紹介するのは「メイドビザで働いている外国人メイド」についてのお話なので、掃除代行の会社に人を派遣してもらうケースや、近所のマレーシア人のおばちゃんにお金を払って掃除してもらう、みたいなケースは該当しません。
また、稀だと思いますが「マレーシア人と結婚して永住権がある外国人」のようなケースも該当しません。
外国人メイドのビザについて
「グレーなケースのメイド」というのは、ヨウはそのメイドのビザが怪しくない?というお話なんですけれども、そのお話をするためにまずは外国人メイドのビザについてご説明します。
マレーシアで働く外国人メイドのビザは、ホワイトカラーの就労ビザとは違うというか、「メイド」向けの専用ビザです。一部の国の人にしか発行されません。
就労ビザとは、記載内容がやや違います。
我が家のメイドの、ビザの写真を撮らせてもらいました。