2019年6月26日水曜日

マレーシアで外国人メイドを雇う際の「ビザ」観点の注意点とゴーストエンプロイヤーの話




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マレーシアでのメイド事情についてあれこれ発信しているからかと思いますが、フィリピン人メイドにまつわるトラブルをチラホラ耳にしたり相談を受けるようになりました。


話を聞いてみると、ビザ的にちょっとグレーなメイドを雇っているばかりに「どこかに訴えたくても云々。。。」という四面楚歌な状況。


というわけで、このエントリではその「グレーなケース」についてご紹介したいと思います。


「こういうケースもあるよ」というお話を書きますが、グレーなメイドを雇っている人についてどうのこうのと言うつもりはなく、ただ、こういうことを知らなくてあとで後悔する人がこれから出ないように、「知らないよりは知っといた方がいいかも」というのを伝えるのが趣旨です。


※ここでご紹介するのは「メイドビザで働いている外国人メイド」についてのお話なので、掃除代行の会社に人を派遣してもらうケースや、近所のマレーシア人のおばちゃんにお金を払って掃除してもらう、みたいなケースは該当しません。
また、稀だと思いますが「マレーシア人と結婚して永住権がある外国人」のようなケースも該当しません。


外国人メイドのビザについて


「グレーなケースのメイド」というのは、ヨウはそのメイドのビザが怪しくない?というお話なんですけれども、そのお話をするためにまずは外国人メイドのビザについてご説明します。


マレーシアで働く外国人メイドのビザは、ホワイトカラーの就労ビザとは違うというか、「メイド」向けの専用ビザです。一部の国の人にしか発行されません。
就労ビザとは、記載内容がやや違います。


我が家のメイドの、ビザの写真を撮らせてもらいました。





夫のビザに紐づけたので、夫の名前と我が家の住所、そして


「Employed as : Maid」


という記載があります。
(メイドとして雇用されている、という意味)


ちなみに、

Employed as: Maid

の下に、employerの名前も書いてあるんですけれども、
つまりその人がメイドの雇い主ということです。


なので、「メイドビザで働いている人」というのは、誰かしらがビザサポートしているということになります。
マレーシアで就労ビザで働いている人は、その人が勤める会社がビザサポートしてますよね、それと同じロジックです。

裏を返すと、メイドビザの人はビザサポートしている人の指示でしか働くことができません。
これも就労ビザで働いている人と同じで、例えば就労ビザでマレーシアで働いている人が、バイト感覚でレストランで働くのもNGですよね。そういうことです。
(まぁ個別の小さな事案に、イミグレもいちいち目くじらたてないと思います)
(給料が手渡しだったらバレないし)
(たまにタレコミとかはあるみたいですけどね。その業務をするにふさわいいビザを持っていない人が例えば家庭教師をしたり料理教室みたいなのをしていると、それをよく思わない人がイミグレにタレコミして、ガサ入れされる、みたいな)

じゃぁ「◯◯さんがパートタイムで雇ってるフィリピン人メイドは?」

法律を侵さないための正論を振りかざすと、そのメイドのビザのシールのEmployerのところにその人(またはその人の家族)の名前が記載されていればOK、そうじゃなかったらNGです。


なんですが、いろんなお宅を掛け持ちで働いている外国人メイドがチラホラいるんですね。


どういうことかというと、、、


ゴーストエンプロイヤーと言って、メイドのビザをサポートするという名義貸しで稼ぐ人がいて、その人のおかげで外国人メイドがモリモリ稼いでる


政府公認のエージェントを通さないと&高い手数料を払わないと海外からメイドを呼び寄せられない外国人と違い、マレーシア人は直接、かつ安い費用で「メイドのスポンサーになる」ことができます(2018年1月から、その話はこちら)。
ほとんどが「自分の家で働いてもらうために」だと思いたいんですけれどもね、一部、外国人メイドを海外から呼び寄せてメイドビザを取らせてあげる代わりに手数料をふんだくる、みたいな人がいます。


こういう人を「ゴーストエンプロイヤー」と呼びます。
ゴーストエンプロイヤーとメイドと雇いたい人の三者を仲介するエージェントもいます。
このエージェントが政府公認なのか否かはわかりません。


で、ゴーストエンプロイヤーにビザサポートしてもらった外国人が、Facebookその他ネット、または口コミなどを通じてメイドの仕事をしたり、メイドに限らず、ホテルで掃除の仕事をしたり、飲食店でウェイトレスの仕事をしたりしているそうです。
マレーシアの会社の中には、こういうケースの外国人も割とあっさり雇っちゃうところもあるみたいです。

ちなみに観光ビザで働いている人も多いです。
日本人が多いエリアにある某プレグラの外国人スタッフは、観光ビザで働いてると言ってましたwww


外国人メイドからすると、ゴーストエンプロイヤーに手数料を払ってでもこういうやり方の方がいいみたいです。週1しか休めないし決まった額しかもらえない住み込みメイドと比べると、働きたいときにガッツリ働けて、休みたい時に休めるし。


ただまぁ、上にも書きましたけど、ビザサポートしてくれる人以外の元で働いて対価を受け取るのは、法律って観点だとNGです。


「本人が稼げるならいいじゃん、誰にも迷惑かけないなら」という気もしなくもないですし、日本だってコンビニやファーストフードの店員さんに外国人が増えているじゃないですか。ニュースでよく聞くのは、留学生が規定の時間を越えて働いちゃうケース。
日本人がやりたがらないような仕事を外国人が埋めてくれるなら、をこっちの事情に置き換えると、マレーシア人がやりたがらないような仕事を外国人が埋めてくれるなら、それでいいような気もします。


「メイドが欲しい」 という外国人が、外国人メイドを雇うのに正規ルートだと数ヶ月手続きがかかるところを、ゴーストエンプロイヤーにビザサポートしてもらっているメイドなら、即日でも来てもらえるんで、ぶっちゃけ「助かる」存在なのかもしれません。


なのでそういう外国人メイドがいるのは否定しません。
ただ、まぁ「私はあまり積極的に雇いたくない」という感じ。話を聞いてると、めんどくさそうなケースばかりなので。


次に、どうめんどくさそうなのかを書きます。



ゴーストエンプロイヤーにビザサポートしてもらっている外国人メイドを雇うリスクとは


これまで聞いた話を総合するとこういうリスクがありそうなんですね。


1. メイドに金品を盗まれても、警察に行くと「メイドのビザは?えっアンタ雇い主じゃないの?それ不法就労に加担してない?イミグレにバレたら10k〜50kの罰金だよ?面倒なことに巻き込まれたくなかったらお金よこせ」みたいな展開になりかねない。そしてメイド側がそれを逆手に取り「どうせ雇い主も外国人。何かあって強制退去になったら面倒でしょ?だから盗んでも警察に訴えないだろう」と悪さをする。


2. ゴーストエンプロイヤーに連絡すると、「マレーシアに住み続けたかったら余計なことするんじゃないわよ」と言われる 。


3. メイドが、イミグレの職質に捕まって不法就労がバレてしょっぴかれてしまい、ある日突然来なくなる(※)


4. そもそも「これはNG」とわかってやっている人たちなので、悪事に対する意識が低そう


5. 雇い主に対して態度がデカかったり、休みの要求が多かったり、勤怠が悪かったり、指示通りに動かなかったりする
(不思議と、こういうメイドに限ってこういうケースをよく聞く)



ゴーストエンプロイヤーもバカじゃないので、メイドが職質受けたときのための模範解答は用意しているみたいです。
職質にビビって上手に嘘つけなくてバレてしょっぴかれちゃうメイドもいます。
逆に、職質をうまくすり抜けるメイドってのはウソが上手ってことですね。
まぁね、中には「とにかくお金をたくさん稼ぎたい!」っていうピュアな人もいるとは思うんですけどね。


なんでこんな話を書くのかと言うと


最近、
「ゴーストエンプロイヤーにビザサポートしてもらっているメイド」によるトラブルの話と、

「コタラヤコンプレックス(フィリピン人出稼ぎ労働者のメッカ)でイミグレの職員がフィリピン人メイドを職質してイリーガルな働きをしている人を捕まえまくっている」という話を何度も聞くようになったってのが大きいかなー。



貧困層出身の外国人のマネジメントって一筋縄じゃいかないと思いますが、エージェント経由で海外から呼び寄せたメイドだと、ガバナンスが効きやすい=マネジメントしやすいんですね。「せっかく出稼ぎに来たのに、雇い主とうまく行かなかったら解雇されて送り返されるリスクがある」ことも彼女たちは知ってるので。


一方で、上にも書きましたけど、ゴーストエンプロイヤーにビザサポートしてもらってるメイドは、「悪さをしている認識がある」かつ「ウソがそこそこ上手な人」な訳で、そういう人を雇うのって、彼女たちの不法就労に加担しているだけじゃなくていろいろリスクなんじゃないかなーと思うんですよねー。


まぁね、マレーシアのメイド採用の手続きも(ぴー)だしものすごく時間もかかるし手数料も高いんで、それだったら手っ取り早く見つかった外国人メイドに一日数時間だけ来てもらう、みたいなのがラクなのもわかるんですよね。
ビザがアレだとしてもキチンと働いてくれる人もいるでしょうし。


でも、素性のわからない人を雇うくらいだったら、知人宅のメイドを融通してもらう方が、まだ安心できるんじゃないかなぁと思います。


 最後になりますが、何か起きた後に「知らなかった」じゃ済まされないケースもあると思うので、(特に、私たちも外国人ですから)、ほんと、気をつけてくださいね。






以上、マレーシアで外国人メイドを雇う際の「ビザ」観点の注意点とゴーストエンプロイヤーの話でした。


オマケ


盗難や犯罪、連れ込みの対策としては、

・リビングや玄関が見える場所に防犯カメラを設置する
・メイドが帰る際には必ず荷物チェックをする

等々でかなり防げると思います。
こちらもどうぞ。

住み込みのフィリピン人を雇う場合のトラブル対策










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