2018年8月31日金曜日

ANAでの子連れワンオペ7時間フライト体験記(子どもは6ヶ月、9.5kgでした)




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6ヶ月の息子を連れて日本に行ってきました。
クアラルンプールから成田まで7時間の距離を、なんとワンオペで!!!


というわけで、「こんな準備しました〜」「こんな感じでした〜」というログを残しておきます。
恐らく、歩いたりしゃべったり自我が芽生えた子どもだとそれはそれで大変だと思うんですが、今回の我が子は「6ヶ月、完ミ、離乳食は開始済み」という状態というのも加えておきますね。
どなたかの参考になれば幸いです。




航空会社





KUL-NRTで深夜以外の時間帯に飛ぶ直行便をSkyscannerで探したら、ANAが1番安かったのでそれにしました。
(ANAを選んだのには他にも理由があるんですが、それは置いといて)

KULを7時台発、NRTに15時台着、戻りはNRTを17時台発、KULに23時台着っていう時間帯のフライトです。
HNDだと航空会社、時間帯ともに違ったかもしれません。

事前に予約したもの


チケットを予約したあとに、次の4点も予約しました。

1. バシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)
2. 出発空港でのベビーカーレンタル(成田のみ)
3. 到着空港でのサポート(飛行機を降りてから出口を出るまでずっとサポートしてくれる)
4. ベビーミール


順を追って説明していきますね。


1. バシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)

こういう簡易ベッドのことです。





バシネットは、正面に壁がある席に取り付けられるようになっていて、離陸したあとシートベルトのサインが消えたらCAさんが取り付けてくれます。

787だと、私が知る限りこういう場所に。

10月に日本に行く際の予約のスクショ。
次回は夫も一緒なので、座席予約は2席分です。


ANAの場合、2歳未満の赤ちゃんは座席を確保しなくても「大人の膝の上」でOKで(料金は大人料金の10%だったかな)、10kgまでの赤ちゃんはバシネットを使わせてもらえます。
(ただし、上空に着いてから着陸体制に入るまでのあいだ)

なお、2歳未満の赤ちゃんに座席を確保することも可能らしいんですが、もちろん親同伴がマストなのと、離着陸の際は大人の膝の上らしいのと、飛行機で使えるチャイルドシートのレンタルはありません。
(JALはあるらしい)


私は、チケットを抑える前にANAに電話し、乗りたい便のバシネット席があいていることを確認してからチケットを購入、また電話してバシネット席とバシネットを抑えてもらいました。


※バシネット席付近は、いつ赤ちゃん連れの人から予約が入るかわからないから、web上では予約できないようになっているとかなんとか…(シンソウのほどは不明)


※なお、「旅慣れている人」や「赤ちゃんの泣き声は…」という人は、このあたりの座席は確保しないようにしているそうですよ。



今回、私が息子と搭乗した際、F席さすがに誰もいないでしょ〜と思っていたら華人の女子高生が来ました。
(搭乗前に見た、同じジャージを着た団体さんのうちの一人で、機内でみんな散り散りに座ってた)
正直、バシネットがある状態のF席って眼の前にベッドがくるからものすごく狭くてかなりストレスだろうし、しかも7時間のフライトだし、ちょっとかわいそうだなぁと思ったんだけど、この華人女子高生、離陸前にCAさんに何かを訴えようとしてて、たぶん後ろの方を指さしたりしてたから「空いてる席があったら移りたい」ってことだと思うんだけど、この子がしゃべってるのは恐らく中国語、CAさん(名札からして日本人)は英語で応対してて、会話が成り立ってないなぁ〜〜と隣で見てて思いました。




2. 出発空港でのベビーカーレンタル(成田のみ)

行きのKLIAでは、飛行機に乗るゲートまで自分のベビーカーを使えるのでレンタルはナシ、
帰りの成田空港では、チェックインの際に自分のベビーカーも預ける必要があり、ANAの備品のベビーカーを借りることになりました。



 電話予約は受け付けない、とサイトに書いてあった気がしますが、電話で予約できました。

※2018年9月4日追記※
お願いすれば、使い慣れたベビーカーで搭乗口まで行けるそうです。チェックインの際に預け入れの手続きは必要。私もそうすればよかった〜(´;ω;`)
※追記ここまで※


3. 到着空港でのサポート
(飛行機を降りてから出口を出るまでずっとサポートしてくれる)


これを予約すると、飛行機を降りたところで係の人が待機してくれ、入国→バゲージクレーム→税関→出口までサポートしてくれます。
私の場合、飛行機を降りたら即ベビーカーを出してもらえ、その組立、入国審査の際の車椅子や妊婦、ベビーカー連れなどの人向けのプライオリティレーンへの案内、バゲージクレームで荷物をカートに載せる手伝い、 などをやってもらえました。

エアポートサポートというサービスだそうです。
ANAのサイトの、当該情報が書かれているページはこちらから(ANAのサイトに飛びます)。


4. ベビーミール

チケットをWebで購入する際に、確かベビーミールを追加できたような気がします。
でも、ワンオペじゃ機内でベビーフードをあげるのも難易度高すぎるので、どちらも諦めました。
もらって、あとで自宅かどこかで食べさせようかと思ったけど、もらうの忘れてた。


事前に予約していないけどもらえたもの、享受したサービスなど


1. 出発空港でのサポート
2. 子ども用おもちゃ
3. 搭乗証明書


1. 出発空港でのサポート
エアポートサポートを予約した際に、出発空港ではサポート不要ですって伝えたんですが、現地についたら「予約されてますよ」と。


2. 子ども用おもちゃ
たぶんみんなにくれてるんでしょうね。どちらも対象年齢がもう少し上なのですぐ使えるわけじゃないんですが、嬉しかったです。


3. 搭乗証明書
これもらったときめっちゃ感動したー!!




機内に持ち込んだ、息子関連の荷物


・粉ミルク 7回分
・ほ乳瓶 4本
・おしゃぶり
・熱湯が入ったサーモス
・水が入ったナルゲンのボトル
・ベビーカー
・おむつ 10枚
・おしりふき 携帯用を3つ
・ガーゼ 5枚くらい
・(息子用になんとなく)フェイスタオル
・息子の着替え 1セット
・私の着替え 1セット
・エルゴは腰に装着しっぱなし


私、めっちゃ心配性なんです。


というのも3.11を成田空港で被災しまして(その時の話はこちら)、もし何か起きたら…と思うと、自分だけならともかく乳飲み子抱えてミルクもおむつも予備がなかったら不安で不安で仕方がありません。
なので、遅延や何かのトラブルに備えてミルクやおむつをちょっと多めに持っていきました。ぶっちゃけここまでする必要はないかなぁと思います。

※9月6日追記※
台風21号の影響で関空が水没して数千人が身動き取れなくなったニュースを見たら、やっぱり備えておいて損はないかも…と思いました。
※追記ここまで※


母乳の人なら粉ミルクとほ乳瓶は不要だから荷物ももう少しスリムになると思うんだけど、私は完母だったとしても、性格的に「母乳は体調次第で出ないリスクがある」って考えちゃうから、万が一に備えて粉ミルクとほ乳瓶は持参したかもしれない。


お湯と水は、空港に授乳室があるからそこでゲットできるし、機内でももちろんもらえるんだけど、これも心配性の私は自宅で入れて持っていきました。
KLIAの手荷物検査のとき、エアポートサポートで付き添ってくれたスタッフに「水分は駄目です」って言われてちょっとビックリしたんだけど、「赤ちゃん用のなら大丈夫って聞いてますよ」と返答しながら検査のスタッフに渡したら、問題なく通れました。
ANAの職員ならともかく、KLIAの場合エアポートサポートは空港職員がやるみたいだから、こういう知識がないのも仕方ないんだろうね。




まとめにかえて、KLIA到着から成田到着までの流れ


まとめ…のつもりがすごく長くなっちゃったけど、参考にどうぞ。



・KLIAチェックインは、普通の列に並びます。ちなみに赤ちゃん連れだからかオンラインチェックインはできませんでした。

・ベビーカーは預けず、搭乗まで使えるとのことでした。
(ANAの場合。他社は不明)

・出国審査は、優先ゲートのパスをくれました。
(ANAの場合。他社は不明)

・エアポートサポートについては、「出発時のサポートはいらない」と伝えたのにサポートのお姉さんがすでにスタンバイしてたので、そのお姉さんと一緒にラウンジまで行きました。

・出国後、ラウンジやスタバやらトイレやらいろいろなところをウロウロしたかったので、スタッフに「もうここでいいです」って何度も言ったんだけど、「これが仕事なんで…」と言ってきかず、結果的に「○時にラウンジに迎えにきますね」ということになった。なんてこった。ラウンジでとりあえず食料を調達しようとは思ったけど、息子が泣き出すかもしれないからいつまでいるかわからないのに。

・結果的に息子はベビーカーでずっと寝てくれたので大丈夫だった。ラウンジでスタッフと合流し、ゲートへ。

・お姉さんに誘導されるがままに、ゲートの待機場の最前線へ。
そこでやっと、お姉さんとサヨナラ。


・優先搭乗が始まるタイミングでスタッフさんに「どうぞ」と声をかけられたんだけど、そのときミルクを作ってたので、魔法瓶とほ乳瓶を持っているこの手が見えないのかぁぁぁぁと焦りつつ「今ミルク作ってるんで、私たちは優先搭乗できなくて構わないから、先に優先搭乗の人を乗せて」 とお願いして事なきを得る。

・ベビーカーはスタッフさんがビニール袋(大きなゴミ袋みたいなの)に入れてくれ、そのままどこかへ。

・私は息子をエルゴでだっこし、自分の荷物を抱えて機内へ。

・大きなバッグはCAさんが上に乗せてくれ、小さなバッグから作ったミルクの入っているほ乳瓶、空のほ乳瓶(我が子はおしゃぶりよりもこっちが好き)、Kindle、息子のおもちゃ(黄色のアヒル)、お気に入りの枕を腰側に置いて、息子はエルゴから出し、膝の上に乗せる。

・「バシネットは離陸してシートベルトのサインが消えたらセッティングしますね」「ベビーミールはいつお持ちしましょうか」「何かお困りのことがあったらいつでもお声がけください」といろいろなCAさんに声をかけてもらって、とてもありがたい。

・小さなバッグは足元に置いていたらCAさんが「離陸時は危険なので、上の棚に置かせていただきますね」と。

・離陸前に息子がぐずり始めたので(ミルクの時間は予め調整済みだったけど)、ミルクをあげ始める。この調子だと離陸に間に合わないかも、と思い、ミルク入りほ乳瓶と空のほ乳瓶を交互に。ごめんよ息子…

・さぁいよいよ離陸!って感じで直進し始めてやっと、ミルクを思う存分飲ませる。

・意外と泣かない。

・気づいたら上空。バシネットOK状態になる。

・食事のサーブが始まる。どうしましょうか?と聞かれたけどどうしようもないので、「ちょっと後にまたお願いします」と言ってみる。

・息子が寝静まった頃を見計らってバシネットに着地を試みる。


・このスキに食事。上の棚から小さいバッグを下ろす。大きなバッグと小さなバッグで荷物を少し出し入れしたりするなど。

・自分も少し寝る。

・息子、声をあげる。慌てて抱っこしてギャレーへ

・以降、座席でだっこ、座席で高い高い、ギャレーでだっこ、ギャレーで高い高い、エルゴ、息子がエルゴに疲れたらエルゴ外してだっこ、たまーにトイレ、おむつ交換、のループ。

・昼のミルクの時間が近づいたらCAさんに作ってもらう(着陸に備えて量はコントロール)。

・着陸前の軽食は(クロワッサンみたいなアレ)、座席で食べるのは諦め、ギャレーで立ちながら食べた。

・着陸前にミルクを作ってもらう。着陸のシートベルトが点灯したらミルクをあげ始める。

・無事到着。

・飛行機を降りたところでエアポートサポートのスタッフと合流。出口まで案内してもらう。


そんな感じでした。



今回の旅でマジで便利だと思ったのはこれ。もともと外出用で買ってあったけど、今回のような長時間の移動は粉ミルクディスペンサーじゃ賄えないから、買っておいてよかった。




我が子、音のならないおもちゃを持っていなかったので、お風呂のとによくチュッチュしてるこれを持参した。機内のバシネット、また電車の移動中でもチュッチュしながら戯れてくれて助かった。



オマケのオマケ


私と息子は名字が違うんですけれども、私は韓国パスポート、息子は日本パスポート(日韓両方持ってるけど、マレーシア滞在のビザは日本パスポートに貼ってあるので)で出国→入国しましたが、マレーシア、日本どちらも、「親子関係を証明する書類を見せろ」「旦那さんの了承を得たレターは?」的なアレはありませんでした。
(いちおう、マレーシア政府発行のBirth Certificateは持ってたけどね)
フィリピンは厳しくて、マレーシアや日本のように書類ナシでOKという訳には行かないので、行く際は必要書類に気をつけよう。


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