2015年4月19日日曜日

【フィリピン仕事術】日本の常識通りに仕事が進む訳がないので、相手に合わせてアジャストする必要があるって話




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前に書いたエントリのとおり、メールのタイトルを工夫するだけじゃ相手にはあまり効果なくて、「相手に伝わるように伝える(それがこのケースだとキチンとりだなぁというのが最初の半年くらいでわかりました。


※ccにいる別の人に「あーこれ俺の案件じゃないから関係ない」と察してもらうという意味では素晴らしく機能していた


大きな新規案件を取りに行く営業と違い、私は既存顧客の案件を膨大にこなしていたので(営業とも技術とも違う、もはや「何でも屋さん」でした)、案件数に伴い事務処理件数も非常に多く、お客様は日系企業で「日本的な仕事」「日本的な"あうん"の呼吸」を当然求めるので、


「ここフィリピンで、いかに日本的なオンスケで進めるか」


のマネジメントがある種の課題でした。


これをソツなくこなすための「日系企業での現地採用」と言っても過言ではない。


お願いした仕事の進捗確認だけで毎日1時間以上は取られていたような。。。
「おはよう。今日もキレイよね、愛しているわ、ところで◯◯の見積もりなんだけど」というような愛の台詞をタガログ語で若い女の子に躊躇なく言えるようになりました。
(日本だったらセクハラ・パワハラかもしれない!!)


このスキルは今後どこで生きるんだろうか…


さて、話を元に戻しましょう。


業務依頼、特に事務職の人たちへの事務処理依頼はメールを出しっぱなしでもダメで、出した後に電話して「今メールした件よろしくね(相手にメールが届いていることも確認する)」と言うだけでもダメで、当然ながらリマインドするんですけど、

ビックリするは「リマインド」の時。




5割くらいの確率で「あっ(忘れてた)」となります。


で、そこで例えば「2日前だから…えっと7日の午前11時23分にメールした、ABC社のファイルサーバの件」と言うんですけど、すると今度は「Ma'am, メールが見当たらないpo」って言われることが多いんですよね。


この見当たらないうちの9割は「忘れているのを思い出して、でもメールが見当たらない…」で、残りの1割は「私にそんなメール届いていない」的な感じです。


大多数の「メールが見当たらない」と、ごく一部の「そんなメール届いていない」に分けてお話しましょうか。


"Envelope2". Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.









9割の「メールが見当たらない件」について


理系フィリピン人…というかエンジニア相手だとメールが見当たらないということはおこらないんですけど、事務職の若い子相手だと「メールが見当たらない事件」はよく起きていました。というか検索ができないようで…何回かやり方を教えたのですがそれでもダメだったので諦めました。
もしかしてメール検索って、文系女子には高等技術なんでしょうか。。。

せっかくGoogle Apps使ってるんだし、Gmailの検索機能を使えば、

「送信元アドレス」「時間」「ヒントになるワード」

である程度は絞れるんですけどねぇ…
この点、アラサーの子は検索できるんで、若い子にも根気よく教えれば習得できたのかもしれませんが…
要領の問題なのか本人の素質なのか…
それとも「アラサーになったら『検索』できるようになる」のでしょうか…



1割の「そんなメール届いていない」について


マジか…
相手の席でやり方教えてGmailを検索してもらうと100%見つかるんですけどね。
そしてメールが届いているのがわかると、「えへへ、そーりーpo(笑顔)」になるんですけどね。


ただ、言い方・やり方はかなり慎重にしていました。

はい、大事なことだから見出しタグで言いますけど「言い方」には気をつけろ!


「届いてない訳がないので、もう一度調べてもらえますか?」
なんて高飛車な言い方しちゃダメです。ダメダメ。絶対ダメ!



「うーん、なんでだろー、Googleのどこかで迷子になってるのかなぁ、ちょっと試しに検索してくれない?そうだ、せっかくだし便利な検索方法(※ただの普通の検索)を教えてあげるから一緒にやってみようよ。そっちの席行くね。それでもメールが見つからなかったらGoogleにクレーム入れなきゃいけないわね」
みたいな感じで、あくまでもGoogleが悪者みたいな体裁でしゃべったりしていました。
マウンテンビューには足向けて寝れません。


まぁ日本にいたときにずっとIT系で、メール検索できて当然の人に囲まれて仕事してたんで、「検索できない訳ないよね」と思ってしまう私もいたりしたのですが。


そもそも「日本の常識(依頼した仕事に対してYesを言ってもらえれば相手は確実にやってくれる)」をそっくりそのまま当てはめようとするのがダメで、ここはフィリピンだし、相手にアジャストしないとねぇということで、こういう涙ぐましい?努力を繰り返したりしていました。
最近は、相手のできる/できない加減を見極めてそれに合わせて仕事していましたが、相手にアジャストしていると、結局相手は育たないのか…とも思ったり。
このあたりをもう少し掘り下げてみてもよかったなぁなんて、今となっては思いますが、後の祭り。

※〆切が迫って殺気立ってる時にはこういうのって難易度高いのよね…




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