2018年1月19日金曜日

日本と東南アジアの産休育休比較や海外出産のメリデメなど




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1月25日が出産予定日だけどまだ働いています。
子ども服やタオル類の水通しも、臨月に入って慌てて済ませたくらいですw





ベランダはあるけど物干し竿とかがないので、キッチンの奥のこういうところで干すみたいです。





さて、産休のスケジュールを決めました。
ちなみになんですが、知る限りフィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、香港あたりはだいたい産休が2-3ヶ月。
フィリピンは、普通分娩だと60日で、帝王切開だと78日だったかな。

※WHOかどこかの推奨より短いとかで、「産休制度をもっと長くしろ」という法案が通りそうらしいんだけど、まだ最終決定はしてないみたい。

※2019年12月追記:フィリピンは法律が変わって、少し法定産休が少し伸びました。


前までは
「陣痛来たらそこから産休かな〜、遅れるかもしれないから、早めに産休入ると損かも?」
と考えていましたが、 火曜日の午後から風邪引いて「出産直前に体調悪くしてる場合じゃない」と考え直し、


・1月23日(火)から
・3月23日(金)まで


の60日、産休を取ることにしました。


と言うわけで、せっかくなんで、


・日本 vs フィリピン 産休育休で休める期間
・日本 vs フィリピン 産休育休中にもらえるお金
・海外で出産することのメリデメ
・海外での保活


あたりについてまとめておこうと思います。





日本 vs フィリピン 産休育休で休める期間


会社によりけりで特別なケース・待遇があると思いますが、言い出したらキリがないので、いったんは「法律」という観点でのみ書きます。

■日本の産休期間
産前6週間、産後8週間

と定められているみたいですね。


■日本の育休期間
原則1年、保育所に入れない場合は最長6ヶ月まで延長可能。
だったのが、2017年10月から、最大2年まで育休が取れるようになったそうです。


■フィリピンは?
法律で定められている産休が
普通分娩:60日
帝王切開:78日(だったかな、確か)
と決められています。

育休という制度はありません。


「ギリギリまで働いて、産気づいたらそこから産休/予定日から産休」
みたいな話も聞きます。
産む前よりも産んだ後をなるべく長く休みたいそうで。そりゃそうだわな。


フィリピンに来た当初は「えっ、たったそれだけ?」って思ってたんですけど、意外とみんな、たった2-3ヶ月の産休ののちにスパっと社会復帰してるんですよねー。
海外生活5年目にもなると、「それが普通」に思えてくるので、不思議。


日本在住の人にたまに「産休2ヶ月でそのあとすぐ復職だなんて、そんなの絶対無理だよ、ありえない、やめたほうがいいよ」って心配していただいたりするんですが、それをやってのける人ばかりを直近4年で見てきたんで、まぁ大丈夫だろうなぁと。


もちろん人によっては、マジで体調が戻らないなどの理由で、「産休延長(ただし無給)」みたいなケースもありますよ。
私も高齢出産なんで、何があるかわかりません。



日本 vs フィリピン 産休育休中にもらえるお金


■日本:産休中の生活保障として健康保険からもらえる「出産手当金」
→だいたい、給料の2/3がもらえるみたいです。


■日本:出産費用として相殺できたりもする「出産育児一時金」
→40万円ちょいもらえるようです。


■日本:育休中の生活保障として雇用保険からもらえる「育児休業給付金」
→最初の半年は給料の2/3、それ以降は給料の半分がもらえるみたいです。
(ただし上限あり)


■フィリピン:産休中の給料
→産休中の給料は100%保障されます。



こう見ると、日本の「働かずしてお金がもらえる」制度は羨ましかったりもします。
FとかYとかに在籍していた状態で妊娠したら、なんの疑問もなく産休・育休を取ってただろうね。

ただまぁ、なんと言いますか、海外のベンチャーで働いてると、
「1年以上穴あけるってそもそも1年後会社残ってないかもよ?😂」
という不安もありますし、東南アジア流の「産休:2ヶ月」でちょうどよかったんじゃないかなぁと。後述しますがこちらでの保活は日本ほど難易度は高くないののと、根がワーカホリックなんで、ね。


出産育児一時金の40万円は羨ましいですよね。いいないいな〜。
ぺんえぺら〜、ですよ。


海外で出産することのメリデメ


「二人とも海外就職している夫妻 in マレーシア」という前提で書きます。

■メリット
・夫との絆が深まった気がする 
・自分も夫も、職場・家・病院が近くて心理的に楽
・どこに行ってもみんな妊婦に親切
・マタハラ的なことを一切経験しなかった
・無痛分娩がメジャー、おそらく日本より環境が整っている(総合病院なら麻酔の専門医が24h常駐とかね)・広い家に安く住める(新宿みたいなエリアの3LDK135㎡がなんとたったの85,000円)から、ベビー用品の収納を気にする必要がない
・産後1ヶ月、住み込みで母子の面倒を見てくれる「産褥アマ」というお仕事があって、そういう人を雇うとお母さんは体力回復に専念できる。マレーシアだとシンガポールより安い
・ほかにも家事や育児のアウトソースが日本より圧倒的に安い
・そういうのをうまくやりくりすれば、産後の社会復帰の難易度が日本より低い


■デメリット
・頼れる身内が夫しかいない(自分の親や義理の親を呼ぶ人もいるけど)
・検診、出産費用がすべて自腹(日本だと自治体の補助券みたいなのをもらえるはず)
・現地語ができないと、現地語しか通じないローカル病院には行けないので、必然的に外国人御用達の総合病院しか選択肢がないし、そうなると高い
・妊娠/出産/育児関係の情報に飢える気がする
・赤ちゃん本舗や西松屋がない
・入院期間が普通分娩だとせいぜい2-3泊
・産後の手続きが、出生届だけでなくパスポートやビザ申請が必要で、やや手間がかかる


という感じです。
私たちはどちらも海外就職が先で、そのあとに出会って結婚→妊娠というイベントが発生しているので、そもそも生活基盤のない日本で里帰り出産という選択肢は考えませんでしたが、こればかりはケースバイケース、一長一短かなぁ。

私は初期〜後期まで大きなトラブルがなかったので、夫と二人きりでもなんとかやってこれましたけど、例えば「切迫でずっと寝たきり」 みたいな状態になってしまったら日本に帰ったほうが…となるかもしれません。まぁそうなったら仕事どうするんだろう…という違う不安もでてきますが…

あと、奥さんが英語に不安がある場合、海外出産は心理的な難易度がぐぐーんとあがるんじゃないかなぁと。クアラルンプールには日本語通訳さんが常駐している病院が多いのでそういうところを選べば検診は大丈夫だと思いますが、出産に立ち会ってくれるかというとそうでもないんですよね(通訳さん、基本的に働いてるのは平日昼間です)。

私だって、海外5年目とはいえ英語がパーフェクトって訳ではないので、やっぱ多少はビビってます。



海外での保活


産休が終わったらすぐに復職なので、そのための選択肢は


・住み込みメイドを雇って面倒を診てもらう(給料が月に4.5万円くらい)(採用するための手数料とメイドのビザ代が合わせて40万円くらいするんだけどね)
・保育園に預ける(月に6万円弱)


と考えています。メイドは間もなくフィリピンから呼び寄せる手続きに入るところ。
3月中には到着してほしいんですけど間に合う確証がないので、そしたら一時的に近所の保育園に預ける予定です。
近所の保育園、0歳児の枠を一応確認したら「全然だいじょうぶですよ〜、入れたいタイミングの1ヶ月前に申し込みに来てくださいね」と。

あっという間に保活終了。

保育園探しの結果に復職のタイミングが左右される日本と違い、自分主導でスケジュールを決められるからめっちゃ助かる。
しかも月謝も、たぶん東京だったら絶対に認可通る気がしないから無認可で10万円以上?ヘタしたら20万円?払うようなところを、こっちだと6万円で済むから助かります。
同じ東南アジアでも、シンガポールだと10万円は越える気がしますね… マレーシアでよかった…


メイドに面倒見させるとか、3ヶ月の子どもを保育園に入れるとか、日本だといろいろ雑音が入ってきそうなんですけど、こっちは「これが普通」なので誰からも文句を言われない。とてもいい。
「みんなそうしてるから」って気楽でいいです。


以上、「日本と東南アジア、産休育休比較や海外出産のメリデメなど」でした。


最後に、このタイミングでの産休について、
プロジェクトとしてはフィリピンもインドネシアも

「えっ、今かよ😫」

っていうかなり忙しい時期だから会社にはかなり迷惑をかけるんだけど、

「逆に若手の成長機会になる😊」

という方向で前向きに解釈していきたい所存です。

まぁ基本的にフィリピン人もインドネシア人もこういう事情で嫌な顔する人いないしね。
CEO、CTOは日本人だけど二人とも既婚・子持ちで妊娠出産に理解があるのでありがたや〜😄


ていうか若手が成長しすぎて帰る場所がなくなってたらどうしよー!!!


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