2012年10月8日月曜日

「The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛」を見た




@suniです。いつもご覧いただきありがとうございます。

大好評発売中の英語レシピ🍱→■■■
レシピを元にメイドが作った和食📷→■■■
ブログ村のランキング💕→■■■
9月の休職中に見た映画。

あの頃はいずれ復職するつもりでなんなら対外的には休職自体をなかったことにしようと思ってたから、平日の真っ昼間に「映画見た」とツイートしたり映画館にチェックインすることを控えてたけど、もう闇に葬る云々の話でもないし、この映画は久々に号泣した映画なのでブログに残しておこうかと思って改めて書く次第。

ネタバレはある…かな?まぁ歴史的史実にのっとったストーリーなのでネタバレと言うのか怪しいが。

公式サイト:The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛



リュック・ベッソン監督、ミシェル・ヨー/『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』ジャパンプレミア



■ストーリー
ビルマ民主化運動のリーダーであり、その非暴力による民主化と人権回復をめざす闘いを評価され、1991年にアジア女性としては初のノーベル平和賞を受賞した、アウンサンスーチー。長きにわたり自宅軟禁生活を強いられながらも、強い意思を持ち続ける彼女の姿は、日本でもたびたび報道されている。軍事政権との苛酷な闘い、民衆を魅了したしなやかな強さ、そして遠く異国の地で引き裂かれ、その死にも立ち会うことが叶わなかったイギリス人の夫との深い愛。常に明日への希望を持ち続ける彼女の半生と知られざる愛の物語を描く。ハリウッドで活躍する世界的女優 ミシェル・ヨーが、容姿のみならず、スーチー氏の話す英語、ビルマ語を完璧にマスターし、監督、共演者から「本人そのものだ」と驚嘆の声があがるほどの熱演を魅せる感動作。


■感想
・これまでアウンサンスーチーは「一人で戦う女性」というイメージが強かったが、ノーベル賞受賞やその他もろもろ、夫のマイケルや子供たちの支えがあってのアウンサンスーチーであり、距離は離れながらも家族と一緒に戦ってたんだと知った。
・実在の女性をテーマにした映画だと、最近はメリル・ストリープの「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 」があるけど、特殊メイクを施してサッチャーを演じたメリル・ストリープよりも、素のままでアウンサンスーチーを演じたミシェル・ヨーの方が、本人にものすごく似ている気がしたし凛々しく美しく見えた(いや、メリル・ストリープも大ファンですけどね)。映画を見た数日後、たまたまBBCのPodcastでアウンサンスーチー本人の演説を聞いたんだけど、映画でのミシェル・ヨーの演説とリンクしてあまりに似てて鳥肌たった。


■その他もろもろ
※ソースは映画のオフィシャルサイトやWikipedia(日・英)など。
・フランス・イギリス合作映画。監督はリュック・ベッソン。脚本に惚れ込んだミシェル・ヨーが、アドバイスを求めてリュック・ベッソンを尋ねた所、本人が乗り気になって監督を引き受けてくれたとか。公開はフランス、イギリス、日本の3カ国のみ。もっといろんな国で上映してくれればいいのに。
・ロケ地はタイ。アウンサンスーチーの半生を描く映画をミャンマー国内で撮れる訳がない、らしい。そりゃそうだ。
・そんな訳でアウンサンスーチーの自宅にももちろん行ける訳がなく、セットを作るにあたり、彼女の自宅はGoogle Earthを参考にサイズを調べたらしい。
・ミシェル・ヨーは、彼女の書籍を読破、極めて難しいと言われているミャンマー語を半年で習得、200時間にも及ぶ映像を入手して微妙なしぐさや訛りを習得して撮影に臨んだとか。
・アウンサンスーチーは、1989年の最初の自宅軟禁以降、夫のマイケルが1999年に亡くなるまで、マイケルとは5回しか会えなかった。マイケルの再三の入国要請を、ビルマの軍事政権が拒否。出国したら再入国を拒否される可能性があるアウンサンスーチーは出国できず、マイケルの最期を看取ることすらできなかった。


2012年10月8日時点で、公開中の劇場はあまり多くありません。
こちらを参照してください。
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/thelady/theater.shtml




映画を元に書かれた小説がこちら。

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 (竹書房文庫)
レベッカ・フレイン
竹書房
売り上げランキング: 98047



輸入盤なら日本でも買える。



■最近見たほかの映画(DVD)
洋画を英語字幕で見てみた → ヘルプ~心がつなぐストーリー
"bewitching it!"が「ぶっちぎり」に聞こえる件 〜「クリスティーナの好きなコト」を観た






映画館で映画を見られるなんて、たぶん普通のことなんだけど、実は数年ぶりだったかもしれない。

Blog Archive