2015年3月25日水曜日

フィリピン人に感じる「目に見えない階層意識」その1:フィリピン人から見た日本人




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"Jeepney Carbon Market" via ウィキメディア・コモンズ.


フィリピンで働き始めて、「フィリピン人に感じる『見えない階層意識』」が見えるようになったというかうっすら感じるようになりまして、せっかくなので書き残しておこうと思います。


その1は「フィリピン人から見た日本人」編。

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話の前提条件として書いておくと、私は日系SIerで働いていて、お客さんの会社は日系企業ばかり。やりとりする相手は日本人が多いのですが、お客さん先のフィリピン人スタッフともやりとりさせてもらっています。

そんな環境で、フィリピン人に感じた「階層意識」です。


■お客さんから「Sir/Ma'am」と言われる


客商売やっている私たちがお客様に対して「Sir/Ma'am」を言うならわかるんだけど…
お客様から「Ma'am Suni」と呼ばれるんです…

なぜ!?

しかも、お客さん(フィリピン人)から、私の同僚(フィリピン人)に対しては名前呼び捨てで(まぁコレは普通だろうけど)、お客さんから私に対してだけ「Ma'am Suni」とか言われてしまうと、違和感があるんですよね。


もしかして私ってよっぽど要注意人物なんでしょうか。
もしそうだったらこっそり教えてくださいね。


※上記とは関係なく、フィリピン人同士で、年上の人に大して「Sir/Ma'am」と呼びかける空気もあります。同僚が、目上の人や上司に対して「Sir/Ma'am」と言うのはよく聞きますね。

※上記とは関係なく、「Sir/Ma'am」は割と便利な単語だったりして、相手に対して「すみませーん」と呼びかけたいときや、電話で「あのー」「もしもし」と言いたいときに「Sir/Ma'am」をよく使います。「Excuse me」でもいいんだけど、なんとなく。


■同僚(フィリピン人)がお客さん(フィリピン人)に対して「サーバの納期は30営業日」と言ってもなかなか納得してもらえないのに、日本人が「サーバの納期は30営業日」と言うとすぐ納得してくれることが多い


上の、「Sir/Ma'am」に通じる何かなのか、
「日本人が言うならしょうがない」なのか、
「無茶言って上司にチクられたら面倒」なのか、
同僚が信頼されていないのか、
よくわかりませんが…

フィリピン人同士だと「納期に30営業日?んな訳ないでしょ」となる話が、にっちもさっちもいかなくなって日本人が助け舟出すと、「そうなの…しょうがないわねぇ」となることがあります。

この手の話は他にもあって、
同僚(フィリピン人)には「サーバが動かないから今すぐ来て直せ」というような口調のメールをよこす人が、
私には「サーバが動かなくなってしまいました。お忙しいのは存じ上げておりますが、なんとかしていただけないでしょうか」というようなメールをよこす…なんてこともあります。


おわりに

「日本人だから」というのは何かしらあるんでしょうね。遠慮しているのか尊敬の念を抱いているのか、そこのところはほんとによくわからりませんが…


お客さんも日系企業で働いている人なので、そもそも論として「親日」な人は多いとは思うんですが、だからと言って「Sir/Ma'am」だなんて言わなくてもいいのにねぇ。

もしかしたら

お客さん先の上司のことをSir. ◯◯って呼んでいる

日本人に対してはSir. ◯◯って呼ばなきゃいけない

って感じなのでしょうか。


今度誰かに聞いてみようかな。



これが韓国や中国だったら別かも?
なんとなく韓国と中国を嫌いな空気をたまに感じるんで。



フィリピン人同士にも階層意識はかなりあるっぽいので、その手の話はまたおいおい。






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