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2014年8月25日月曜日

【中編】日本の女子大生がフィリピンでゴミ山の子ども達と作り上げたファッションショー



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学生団体HALLEがReady for?で支援を募ったプロジェクト「ゴミ山の子ども達にファッションショーという晴れ舞台を!」。
主催者に「ショーを見たい。ブログも書きたい。みんなの写真を撮ってあげるからー!!」というような話をして、23日の事前練習とリハーサル、24日の本番にお邪魔させてもらいました。


という訳で、まずは23日の話。
LOOBさんの施設でステージを模した練習、衣装の贈呈とサイズチェック、そして会場での最終リハーサルです。




※前編の登場人物紹介のようなエントリはこちら




汗だくになりながら、ひたすら練習、練習、練習


まず、イロイロ市の中心街から車で20-30分、非営利組織(NGO)LOOBの活動拠点の一つ「UCLAラーニングセンター」に向かいます。




ここは、ウエストピッカーがそれに変わる生活手段(=稼ぐ手段)を得るために、バッグを作っている場所で、他にも子ども達向けの学童保育のような場所だったり、様々な用途に使われています。







UCLAラーニングセンター第一期の設立の際には、楽天ゴールデンイーグルス(当時)の岩隈選手からの寄附を受けているとか。詳しくはこちらをぜひ。


私が着いたときにちょうど、スモーキーマウンテンで生活するファミリーを訪問し終えた女子大生のみんな&七未さんが戻ってきたので、ランチをご一緒させてもらいました。
メニューはチキンカレーとスープ。今回の旅行で、一番美味しい料理だった。
デザートはもちろんマンゴー。ギマラス島というところで穫れるマンゴーが物凄く甘くて美味しい、とLOOB小林さんが教えてくれました。
女子大生のみんなが美味しそうに食べてたのが印象的。
確かに、日本じゃそうしょっちゅうお目にかかるものじゃないよね。

食後、LOOBフィリピン人スタッフMs. Aprilの掛け声で、まずはアイスブレイクから。








みんなで輪になって、順番に自己紹介をして…

からの…

ゲーム!

さすがフィリピン。
場がほぐれたあと、日本人モデルから、フィリピン人キッズモデルに、衣装のプレゼント。




10人それぞれテーマカラーが決まっていて、各担当ごとにプレゼントします。




ほかの衣装が気になる子たちwww カワイイwww




ここで事件発生。サイズチェックも兼ねて子ども達に服を着てもらったら、一部の衣装のサイズが合わないことが発覚。
笠井さん、慌ててお直しに入ります。
ちなみにUCLAセンターにはミシンがあるのですが、ここはジュースパックからバッグを作るためのミシンで、布には向かないとか。「手縫いだけど、がんばります!!!」と。








そして奥に篭もる笠井さん。ほかの全員で練習スタート。
みんなビーサンやスニーカーからハイヒールに履き替えます。
女子大生からモデルになる瞬間。意識も変わったかな。

七未さん指導のもと、日本人モデル10名、フィリピン人モデル5名、フィリピン人キッズモデルの10名がそれぞれ流れや立ち位置を確認していきます。
全員揃っての練習はこれが初めて。













ちなみに今回日本からやってきた女子大生たちは、いわば「素人」。モデルとしてショーの舞台に立つのはもちろん初めて。
姿勢や歩き方、ポージング、七未さんのアドバイスを受け、自分たちで工夫していました。
ハイヒールで歩くのに慣れてなくて、「足が痛いー!」という声もチラホラ(笑









休憩時間にはミーティングしたり。







「疲れているのもわかるんだけど、まだ真剣になれていないっていうか」
「ちゃんとやらないとみんなに申し訳ないし」
「笑顔が、本当の笑顔じゃないんだよね、心がこもってないっていうか」
「視界に入る両脇の人の表情が、やっぱり硬い」
「逆ハ(フォーメーション)から戻るとき、ぶつかっちゃうんだよね」
「このフォーメーションから戻るとき、右回り?左回り?」
「さっき統一しなかったっけ?」
「ハイヒール慣れてないから、よくわからないんだよね。重心どうすればいいの?」

その間、七未さんはフィリピン人モデルにポージングの指導。
右側でちょこんと座る子がカワイイ。「次は私の番!」という気持ちだろうか。





そして全員で練習再開。
慣れない環境で相当疲れてたと思うんですが、みんなで話し合ううちに意識が切り替わったのか、立ち方や表情が少しずつ変わっていきます。







外のジプニーでは、子ども達がLOOBスタッフ指導のもと、歌の練習。
歌詞は全然わからないんだけど、「イロイーローーーー、イロイーローーーー」というフレーズが聞こえてきました。もしや、これが噂の、イロイロ市の歌か!?




昼過ぎに始まった練習は、午後6時まで続きます。




一旦LOOBのシェアハウスに戻って夜ご飯を食べたあと、ショー会場に。
現場で最終リハーサルです。



ステージでスポットライトを浴びながら







衣装を着て、本番会場で歩くのはみんな初めて。
本番では、冒頭に今回のショーにと衣装協力を申し出てくださったフィリピン人デザイナーのドレスを着るみんな。
そろそろみんな、カメラを向けられるのにも慣れたかなw





こういうところ、カワイイなって思うw





練習会場とステージの大きさが違うので、立ち位置や間合いなど再確認。
もちろん、お手本で七未さんがステージを歩く。







七未さんの歩き方を真剣な眼差しで見つめるみんな。




子ども達も一緒です。
「変顔ね〜!」と言うと、かならずやってくれる。このあたりの心意気も半端ない。




さて、いよいよ翌日は本番。

笠井さんに話を聞いたら「衣装にアイロンがけしなきゃ〜〜〜!!!」と。
総監督は大変そうだ…
でも若いから大丈夫!!


本番当日の話はこちら!!!
ショー直前編
内容盛りだくさんの本番編

前編をまだ見てない方はこちらをクリック



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