2014年5月13日火曜日

フィリピンでの就職に英語はどれくらい必要か?




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「営業もSEも絶賛募集中です〜」とTwitterやFacebookによく書いてるんですが、「英語力どれくらい必要?」と聞かれたりするので、私のわかる範囲でお答えします。

<もくじ>
1. 弊社の場合
2. その他の場合







弊社(日系SI)の場合

ざっくり言うと、「日常会話以上のレベル」が必要になります。
TOEICのスコアもよく聞かれますが、参考にならないと思いますがいちおう書いとくと、私が今の会社を受けた時は840でした。

ただ、正直TOEICなんてゲームみたいなモンだと思っているので、TOEICのスコアがそこそこよかったからといって業務にどれくらい使えるかというと、怪しいです。

採用する側からすると、ある程度いいスコアの方が「そこそこできる/入社してもすぐ馴染める」という気はするんじゃないでしょうか。
この会社にいる側として、もしTOEICのスコアが400なんて人のレジュメを見たら「ないわ〜」って言っちゃうかもしれません。
まぁ私が応募者のレジュメ見ることはないのですが。


(ちなみに、私が日本人の面接を受けた時は100%日本語でしたが、最近は「自己紹介を簡単に英語でお願いします」というようなお題も出るとか…
なので、弊社を受ける人はそのあたりの心の準備もしておくといいと思いますよ)


お客様は日本企業ばかりですが、社内調整、ベンダー調整、お客様先のフィリピン人社員との会話に英語は欠かせません。
調整ってどういうことかというと、以下メールでも電話でもよくあるのですが…一例を…ざっくりのサンプルですけど。


■社内調整
・これこれこういう条件で見積り作ってください
・見積り書の●行目にxxxxと記載がありますが、正しくはzzzzzです。直してもらえませんか。また、明後日の朝イチで送信したいので、明日中にもらえると助かります。
・●日にお願いした見積書がまだもらえてないのですが、進捗はどうですか。
・A社さんでxxxというトラブルが発生しています。WindowsXPから7にアップグレードした端末なんですが、対応できる人をアサインしてもらえませんか?



■ベンダー調整
・お客様が急いでいるので発注書99999のうち、あれとこれはなんとか明日中に納品してもらえませんか。
・先月発注したサーバがまだ届かないのですが、納期はいつですか。



■お客様との調整
・(インターネットに繋がらないプギャーという電話に対して)
大変失礼ですが、お名前と会社名をちょうだいできますか。また、インターネットに繋がらない件、デスクトップとラップトップどちらでしょうか。ラップトップ、なるほど。ちなみにLANケーブルつなげてます?それともWi-Fiですか?試しに再起動してみてもらってもいいですか。(以下略)
・(契約外の作業に対して)
お客様、そのご依頼でしたら大変恐縮ですがスポット対応となりますので、別途費用を請求させていただくこととなりますがよろしいでしょうか。費用は1時間あたり云々かんぬんで…
・(とにかく障害の内容がよくわからない場合)
大変恐縮ですが、ご利用の環境、OSやソフトウェアなどなどをsupport@xxxxxにメールしていただけないでしょうか。スペルは、、、(とここでNATO フォネティックコードが大活躍)

※日本語同士でも認識違いってよくあると思うんですが、「パソコン壊れた」というニュアンスの言い方をされたときに、「そもそも電源入るのか」「ディスプレイの電源が入っているか」(ディスプレイの電源が抜けてて画面が真っ黒い状態のことを「パソコン壊れた」と言われたこともある)とか「どういう現象が起きているのか」のヒアリングが必要不可欠


メールだったらなんとかなりますけど、それでも単純に「あれやって」って言い方ではなく「I would appreciate if you could make なんちゃら」みたいな言い方の方がいい場合もあるでしょうし、電話だったらこれらをとっさに言えるようにならないといけません。「英語できないからよろしく」とフィリピン人に丸投げしているようじゃ、同僚の信頼を得ることはできませんしね。





もちろん英語力があるにはこしたことないのですが、それにプラスして、総合的なコミュニケーション力と言いますか、「相手とわかりあおうとする努力」が一番大事です。
フィリピン人にとっても英語は第二言語なので、フィリピンはお互いが「相手とわかりあおうとする努力」ができる環境だと思います。
これが英語ネイティブの国だったら、私には正直厳しいかも…と思っています。


その他

ぶっちゃけ、仕事によると思うんですよね!www

日本向けのコールセンター→英語を使う機会はあまりなさげ
語学学校系→そこそこできたほうがいい気がする
日系企業→日本人比率次第?フィリピン人が多い環境なら英語率も高そう
フィリピン企業→100%英語
その他外資企業→100%英語


なんじゃないでしょうか。
下に行けば行くほど、日常会話はもちろんのこと、「提案」「交渉」をネイティブに負けないレベルでこなせる必要があるのではないでしょうか。
外資にいる友人や、英語ネイティブの国で働いている友人から聞いた話なので、実際どうなのかはわかりませんが!!!


ちなみにアメリカで働いている、「日本生まれ日本育ち、大学はアメリカという友人(私から見たら英語ペラペラ)」ですら、難しい交渉ごとには英語ネイティブの部下を連れて行くこともあると言っていました。


まぁ「できないから諦める」ではなく、ちょっと背伸びするのもアリだとは思いますけどね。
受かった後に、どれだけ努力するかって感じかと。


以下、こっちに来てからかなりの頻度で読んでいる本です。
ケンカするのではなく、無理なお願いをしたり、ネガティブな内容をサラッと言うにはどうすればいいのかを教えてくれるので、いろいろと参考になるかと。

英語でケンカができますか? (角川oneテーマ21)
KADOKAWA / 角川書店 (2013-03-28)
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